宇宙は人類を離さない
Netflixの解約を忘れていたのだ。
たぶん通知が来ていたんだろうけど膨大なジャンクメールの中からそれを見つけ出すのは至難の業だったので、僕は見ていないし改めて探す気にもならない。
Huluも契約してるのだし、さっさと解約しようと思ったら「プラネテス」が配信しているではないか。
実家にあった原作を読んでいた僕はNHKでやっていたアニメも当然のように時間が合えば見ていた。
アニメを2日で全部見終わった僕はそのまま中古の原作を金欠にも関わらず全部買った。
第1巻の記憶がまったくなかったからいい機会に全部読み直したけど改めて、いい作品だと思った。
特に最終話のロックスミスのセリフがたまらなく好きだし、フィー姉さんはカッコよかった。男よりも男らしい。でもデブリ屋なら当然なのかもしれない。
原作を熱心に読んでいたのはたしか中学生のころまでだったから、それからだいぶ経った。
いろいろなことがあって、いろいろ悲しいこともあった。
楽しいことよりも辛いことのほうが記憶に残るから忘れられないってこともあるかもしれないけど、やっぱり悲しい経験のほうが多い気がする。
かといってなにか主体的に楽しい経験をしようと思ったかと考えればそんなにしていない気がする。でもそれはそれでいいのだ。
最近は寝ながら大変自堕落な生活を送っているのだけれども、それがなかなかどうしてやめられない。
かといって全く外の世界に興味が無いわけではなく、ちょっと遠出をしてみたいという気分はあるのである。それを妨害してくるのは金欠であり、自分の首を絞めているのは自分ではあるのだが。
それはさておき、こんなタイトルにしてしまって着地点が10光年くらい迷子になってしまったのできょうはここまで。
四月になれば彼女は
ちょっと前から読みたかった本がAmazonポイント還元で半額だったのでつい購入してしまった。
相変わらず金欠なのであるけれども、この機会を逃すと読まないような気がしたので買ったのだ。
『四月になれば彼女は』を聞いたのはこの本の存在を知ってからだった。
歌っているのはサイモン&ガーファンクル。
そこである人の話を思い出した。
彼もサイモン&ガーファンクルを聞く人で、その時教えてもらった曲は『I am a rock』だった。
僕はS&Gはとある小説で知った。
彼らのデビュー作『水曜の朝、午前3時』と聞けば大体察しはつくのではないだろうか?
(その小説を好きだと言った別の作家に言ってしまったことは秘密……)
I am a rockを教えてくれた彼の話はもう昔の話なのですっかり忘れてしまったが、歌詞を見たときに彼はこういうものから構成されているのだと感じたことはまだ覚えている。
(そんな彼を最近よく見るのも別の話)
April come she willのことは文中でもちらっと出てくる。
歌詞とかはぜひとも調べてほしいのだけれども、僕は今でもそんな彼らの音楽に囚われている。
好きな音楽をはっつけただけで終わったが、本は本でまあ1回読めばなんだか満足な気分になった。
でもたぶん近いうちにまた本を開きそうではある。
答えを見つけに。
いいからさっさと「君の名は。」を見に行け
久々のブログ更新(何ヶ月ぶりだ…?)
今日は新海誠監督作品
「君の名は。」を観てきました。
君の名は。見ました
— William A Andersen (@ISAF_Eagle1) 2016年8月26日
公開前に発売されすでに40万部の売上を記録してると噂の小説版をあらかじめ読んでいったのですが、やっぱり映像・音があるとやっぱり違いますね。
そしてこの作品ネタバレがあると、死ぬほど面白く無いです。
君の名は。言の葉の庭で新海誠知った人にはちょっとアレかもしれないけど雲の向こう好きな人には是非ともオススメしたい
— William A Andersen (@ISAF_Eagle1) 2016年8月26日
君の名は。両隣が泣いてたぐらいには感動するし普通に一人で見に行ったら泣いてたかもしれん
— William A Andersen (@ISAF_Eagle1) 2016年8月26日
君の名は。早く二回目見たい…見たくない…?
— William A Andersen (@ISAF_Eagle1) 2016年8月26日
感想をあさってると「一般大衆向け作品になった」みたいなことが結構書かれてたりするんですが、そんなことはなく「新海誠を知らなかった・言の葉の庭から知って他の作品は余り見ていない一般大衆」だけではなく、「今まで新海誠作品をみてきたからこそ分かる細かい描写」が結構あったりするわけですよ。
いやーもうたまらない。
既存ファンは早く観に行こう、いますぐ。
じゃあ今回新海誠作品に触れるみたいなライト層のみなさんはどうなるのという話なんですが、まず見てください、
泣けるし面白いから。
いやほんと。
(面白いと思ったら「雲の向こう、約束の場所」をオススメします)
新海誠といえば
みたいな鬱エンドだと心配しているアナタ!
ハッピーエンドだから安心して見に行こう。
新海誠作品が嫌いな人
騙されたと思って1回だけでいいから…
つまり何が言いたいかといえば
面白いからネタバレされる前に見に行ったほうがいいよ
ってことです。
響け!ユーフォニアム
放送当時一話だけ見て、そのまま見ずにいたことをすごく後悔した。
単なる部活モノ、よくあるストーリーなんだろうと思っていた。けど全くそんなことはなく、見終わってからずっと持て余す余韻とか記憶とか音……。
「人の縁」というかなんというか。
物語の彼らは目標に向かって進む中で困難や、障害、軋轢と闘いながら日々を過ごしていて輝いていた。
それはなんだか鏡のようで。
久美子と麗奈。
二人の関係性は、ふたりだけのものでどんなものも邪魔できない関係。
落ち着いている麗奈は孤高で孤独。だけど一人じゃない。そんな彼女の久美子だけに見せる表情は虚勢であって本音なんだと思う。
遠慮無く物事を言える関係、間柄、仲間。
果たしてそんな人いままでいただろうか?
こんなにも心が落ち着かないのは久しぶりだ。